Hago un viaje con alguien
誰かと一緒に旅をするということ

2011.2.11 / Argentina (Ushaia) 本日 自転車0km走行 : Total 25928km走行
天気:曇時々雨
朝飯→パン+フルーツポンチ 昼飯→鶏肉のトマト煮 夕飯→ビーフシチュー / 宿→上野山荘16日目

(English)
 Today my friends left from Ushuaia to Buenos Aires.



(Español)
 Hoy mis amigos dejaron de Ushuaia a Buenos Aires.
 ここんところ、宿で一緒にまったり過ごしていたリョウタくん、ジュンジくん、フミエちゃんが本日ブエノスへ出発してしまうというので、お見送り。

 いやぁ、とてもいい距離感を持っている三人で、一緒に居て心地よかった。離れてしまうのが淋しい。思わず、一緒に行きたいという想いにとらわれる。う~ん、この気持ち、いつもの<残されてしまう者>の寂しさの裏返しのような気もちとは、ちょっと違うかも。

 自転車旅途中は、一人で走ることが当たり前で、別にそれが淋しいとか辛いとか感じることはあんまりない。でも、宿にしばらく居て、誰かと一緒に旅をしている旅人達を見ちゃうと・・・ちょっぴり、羨ましく思ったりもするんだよね。特に、今回は、ちょっぴりの間だったけど、三人に入れてもらって行動してたから・・・美味しいね、と言いながら一緒に食べる飯はやっぱりウマイ。きっと、喜びや楽しみは、誰かと共有することで、倍になるだろうし、苦しみや悔しさは、誰かと共有することで、半分になるんだろう、って思う。

 と、そんな感情増幅をさせてくれる以外にも、自分の足りない部分を補ってくれる存在として、誰かが居てくれると心強い。旅は、自分の足りない部分を気付かせてくれる場面に遭遇することばかり。そんな時、自分を補ってくれる誰かは、離れがたい存在に感じるハズ。ま、この要素に関しては、オイラの場合、あえて、自分の足りない部分は自分で克服しようって、強がっているわけですが・・・いや、一人で、って強がりは、誰かが、自分の領域に踏み込んでくることへのめんどくささの言い訳なんです、きっと。それぞれの持ち味を生かして助け合い、見事な連携プレーを繰り広げながら旅をしている三人を見ていたら、素敵だなぁって思った。心の中では、そういう人間関係に憧れてる。

 ちなみに、写真手前は、初登場の上野山荘の名犬、トゥルーチャ。居るだけなんですけど・・・傍に居てくれるだけでもホッとする存在。擦り寄ってくる時に感じる体温が、心を柔らかくしてくれる。