Senegal food in Bamako
セネガルで習い忘れてたチェブジェンの作り方を・・・今ココで

2013.3.30 / Mali(Bamako) 本日 自転車0km走行 : Total 43602km走行
天気:晴 ネット:1
朝飯→クスクス 昼飯→チェブジェン 夕飯→春巻き+サンドイッチ / 宿→Auberge Lafie(ダブル7000CFA)

(English)
 I stayed in Bamako.



 バマコで滞在している宿ラフィア。ここには、セネガル人のアワ姉さんが居まして。ボクムさんとどういうご関係なのか・・・まぁ、そこは詮索することなく、とにかく、ココに住んでいるアワ姉さん、ランチタイムに市場で食事処を展開するため、毎朝、中庭で料理を作っているのですよ。

 で、作っている料理が・・・セネガル人のアワ姉さんですから、当然、チェブジェン。

 セネガル料理を知るために、フランス語を習ったというのに、結局、フランス語を習った後、セネガル料理に関して突っ込むことなく、セネガルを出てしまったオイラ。こんなところで、チェブジェンを作る人と出会ったのは、なんとしてでも、セネガル料理を覚えろという旅の神様の思し召しなのではないかと。

 ということで、アワ姉さんにお願いして、料理を教えてもらう・・・っていうか料理をしている様子を撮影させてもらいながら、分からないことを聞く、という料理をする方の立場からしてみれば、一番ウザイアプローチをさせてくれることを許諾してもらったのですよ。

 そんな、チェブジェンの作り方は、ブログに挙げたとおりなので、日記のほうでは割愛。ちなみに、取材した本日は、チェブジェン以外にも、マリのソースである<サハサハ>っていうのと<ナヂ>という料理も併行して作っていたので、この二つについても、作り方を教わった。

 基本的なやり方は、どれも、オイラが作るカレーと似ている。違うのは食材や香辛料なだけで。まぁ、どれも煮込み料理ですから、そんなに違いがないのは当然か。

 ちなみに、サハサハでは、オクラを使っていた。う~ん、オクラって南米にもあったし、世界中のどこにでもあるんだな。ちなみに、ここ(西アフリカ)ではオクラのこと<ガン>って呼んでいる。

 さてさて、料理完了とともに、取材終了。料理を教わったお礼にと、オイラは、作った料理をマルシェに運ぶ、アワ姉さんたちのお手伝いをすることに。といっても、毎日やっているから手際がいい姉さんたちに、くっついてオロオロしていただけなんだけど。

 出店場所に到着して、鍋を広げ、さっそく盛り付け始めた姉さんたち。アワ姉さんのパートナーであるロキア姉さんについて、マルシェで働いている人たちへの出前のお手伝いをすることに。ふむふむ、出店を出してそこに客に来てもらうだけではなく、働いてて店から出られないマルシェの人たちのために出張サービスまでやっちゃっているんですな。ということで、オーダーを聞いてきた後、皿に盛り付ける。ここまで、オイラはただ金魚のふんのようにくっついているだけ。で、運ぶ段階になったら、手伝えるだろう、って思っていたのだが・・・盛り付けたお皿は全部、ロキア姉さんが頭の上のお盆に乗せて上手に運んでしまったので・・・やっぱりオイラの出番はなし。うむむ、オイラは、ただ、ついていって、出前先のおじさんたちに愛想をふりまいているだけの役割でしかないのか。いや、しかも、バンバラ語でしか話してこないから、おじさんたちとの会話もままならないって・・・

 そんな感じで、たぶん、お邪魔でしかなかったであろう、つきまといのオイラですが、アワ姉さんもロキア姉さんも、なんか楽しんでくれているようでよかった(たぶん)。

 アワ姉さんは、朝食に、魚のクスクスをおごってくれたし。ちなみに、クスクス、オイラはあまり美味しいとおもったことはなかったのだが、この魚のクスクスは激ウマだった。

 で、一仕事(?)終え、宿に戻ったところ、ボクムさんが「ジャパニーズが戻ってきているよ」と伝えてくれまして。戻ってきたジャパニーズとは、オイラがちょうどバマコに到着した時、入れ違いでドゴン・カントリーへの小旅行に出発してしまっていた山口夫妻だった。

 そんな山口さんの旦那のトモさん(ちなみに、奥さんのほうもトモさん)、話していたら・・・実は、昔、学生時代に旅していた時に、なんとなんと、あの石田ユウスケさんと、パキスタンで一緒だったという話を聞きまして。ええ、石田さんが、あのチャリ旅をしている最中、フンザで、キヨタさんたちからナウシカの格好をして出迎えられたっていうあの場面に、居たというのですよ(ちなみに、トモさんはナウシカの格好はしなかったらしい)。

 ふおお・・・そんな人と出会っちゃうとは。

 なんか、結構感動しました、この出会い。

 石田さんの知り合いに会うってだけでもテンションあがるってものなのに、さらに、あの旅の最中に出会っていた人に会えるなんて・・・ねぇ。

 そんなトモさんから、石田さんの素顔やら、「行かずに死ねるか!」に書かれていない、パキスタン、ネパール編の裏話を聞いちゃったりしまして。うん、石田さん本人とお話できるのとは、違った側面で、なんか興奮。

 さてさて、夜は、お疲れモードの山口夫妻とは別行動で、オイラはアマドゥと供に、今日も夜は、ライブへ。なんてったって、今日は、マリの夜が一番盛り上がる土曜日。とは言うものの・・・昨日のライブがイマイチだったので、今日はやめとこうかな、と一瞬思ったのも事実。が、ジガンショールで、二度目にいったライブがめっちゃよかったことを思い出し、きっと二度目に福がある、と思っていったところ・・・ええ、やっぱり二度目に福がありました。今日のライブは、かなりよかったんですよ。

 アマドゥが言うには、今日のライブは、ババサラというマリのソングイ地方のガオ出身のバンドらしい。トゥアレグ音楽の流れをくんでいると。そんなバンドのライブ、音楽的にも素敵だったし、ライブ自身も観客を巻き込んでめっちゃ盛り上がってて。

 うん、なるほど、これがマリ音楽の生ライブか、とようやく、期待していたマリ音楽のライブをこの目で見ることが出来たのですが・・・楽しかったものの、なるほど、程度の感想でした。セネガルのンバラを最初に聞いたときの感動を超えるような音楽的体験を、マリでできることを期待していたのだが・・・正直、期待が高すぎたからか、オイラとしては、気持ち的にもりあがりきれなかったのがちと残念だった。

 まぁ、ライブバンドとの出会いはめぐり合わせなんで、たまたま、オイラにそんなにマッチしないバンドのライブを二夜みちゃっただけなのかもしれないけど・・・本当は、ロキア・トラオレやアビブ・コワテのライブが見たかったのに見れなかったからかもしれないけど(ロキア・トラオレは今フランスに居るらしい。そしてアビブ・コワテは、バマコに居るとのことだったのだが、ライブスケジュールを把握することが出来ず(涙))・・・

 ちなみに、音楽にノッて踊りだす時の観客の女の子の腰振りは、マリの女の子も超セクシーな胸騒ぎの腰つきでした、そこは、セネガルと同様、大満足ポイントです、ハイ。












































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