(English)
I stayed in Palermo.
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さてさて、今日はパレルモの町を散策するために、一日パレルモ滞在。う～ん、散策といっても、特にパレルモの町で見たいものがあるわけではなく、パレルモで＜シチリア名物を食べたい＞というだけのことなのですが。
ということで、今日は、パレルモ食べ歩き日記。
まず、パレルモは、海鮮が美味しいと聞いていたので・・・海鮮パスタを食べようと。で、美味しそうな海鮮パスタを出してくれそうな店を探してウロウロしていたところ、ヴッチリアの市場で、チャリヨシさん流美味しいお店サーチレーダーが激しく反応する店を発見。スパゲッテリア・ミナというこのお店、店先には美味しそうな海鮮料理が数々並べられ、通りにも並べられたテーブル椅子も満席になるくらい、地元客で賑わっている。「席？用意するよ」と陽気に対応してくれるお兄さんに、新たにテーブル席を作ってもらい、もちろん、海鮮パスタをオーダー。で、出てきたのが・・・パスタが入っているのなんて分からなくなるほど、表面は魚貝で埋め尽くされた贅沢海鮮パスタ。８ユーロと、ちょっとお高めではあったのだが、その値段でも納得の味だった。これだけの海鮮を使っていれば、当然なのだが、具以上に、お皿にたまっているスープの味が、そりゃもう、小宇宙。複雑で濃厚な味で、これをパスタに絡めて食べると、そりゃもう、絶品。
で、満足なランチを食べた後は、デザートを。イタリアといえば・・・ジェラートでしょ、やっぱり。いやぁ、実は、イタリアに入って、すでに、何回もジェラートは食べているんですが、ここ、シチリア島では、他と違ったジェラートが食べられると聞いてまして。それは、アイスをプリオッシュというパンに挟んで食べるプリオッシュ・コン・ジェラート。確かに、パレルモのジェラテリア（ジェラート屋さん）に入ると、「コーンにする？プリオッシュにする？」と聞かれまして。で、ピスタチオジェラートをプリオッシュで頼んで、食べてみたんですが・・・う～ん、おいしいのではありますが、オイラはやっぱり、コーンジェラートの方が好きだな。プリオッシュだと、パンのモサモサ感と味が主張しすぎている気がする。もちろん、その主張が、ちゃんとハーモニーになっていれば、問題ないのだが、そのハーモニー感がビミョウ・・・
ピスタチオジェラート自体は、美味かったです、ハイ。
さて、プリオッシュで、ちょっと不完全燃焼だったので、お口直しで、もうひとつデザートに挑戦。ガイドブックに載っていた＜カンローノ＞というお菓子が気になってまして。これ、筒状のビスケットにリコッタチーズを詰めたもので、甘すぎずさっぱりしていて美味しいとのこと。
そんなカンローノ、すぐに見つけることができた。パレルモのお菓子が置いてあるカフェなら、大抵どこでも置いてある。で、このカンローノが・・・美味かったんですよ。確かに、甘すぎない上品な味。ただ、やっぱりチーズを使っているだけあって、結構ヘビー。ランチを食べ、ジェラートを食べた後であれば、一個で十分満足できた。
ちなみに、パレルモの町、大通りは、ヨーロッパっぽいのだが、一歩裏路地に入ると、そこは、ヨーロッパではなく、なんかモロッコみたいな世界が広がっている。なんだかとっても、面白い。
ふ～、昼飯に金をつかいすぎちゃったし、夕飯はまた、アランチーニで済ませちゃうことにしよう、と、今日は宿近くのパン屋さんで売っていたアランチーニを食べたのだが・・・昨日のアランチーニの方が断然美味しかった。これ、店によって味が違うんだなぁ。雨が降ってて出歩くのが億劫だからと、近くですませたのが間違いだった。やっぱり、美味しいものを食べたかったら、ちゃんとサーチレーダーが反応する店に入らないとだめだな。
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