Why do I travel with bicycle?
自転車は車に乗せるために持ってきたんだっけ?

2012.2.3 / Ethiopia(Lalibela~Gondar) 本日 自転車0km走行 : Total 36729km走行
天気:晴 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→スクランブルエッグ+パン 昼飯→クッキー 夕飯→フィッシュゴーラッシュ / 宿→Telala Hotel(112ブル)

(English)
 Today I left from Lalibela. I went to Gondar.



 さて、ラリベラを出発。場所の雰囲気はめっちゃいいんですけどねぇ・・・観光地ってことで、群がってくる人々がめんどくさいのと、おいしい飯の店がないって理由で、早々に脱出することに。

 さて、ラリベラからの脱出方法ですが・・・本当は飛行機でゴンダールへ行こうと思っていたのですよ。バスだと二日かかる可能性があるっていうのと、飛行機だと800ブル弱(4000円弱)だっていうんで。が、オイラが滞在中、ラリベラでは、インターネットネットがぜんぜんつながらず、エチオピアン航空のオフィスではネットがつながらないと、システムにつなげられないってことで、結局飛行機チケットは買えず。バスで行くことになりまして。

 ということで、今日も早起きして、町郊外2kmくらいのところにあるバスターミナルまで行き、開門を待つ。開門と同時にダッシュするエチオピア人たちの後に遅れながら、オイラもバスへ向かう。今日案内されたのは、ミニバスではなく、でっかいバスだった。ようやくエチオピアのでっかいバスデビュー。そうそう、おととい、オイラはミニバスでラリベラにやって来たのだが、一緒の日、ウォルディアから、でっかいバスもやっぱり出ていたみたいで。そのでっかいバスに乗ってきたというドイツ人のおじいさん二人組みが、オイラと同じ宿に泊まったので、話を聞いたのだが、彼らは、その日、15時くらいに到着したらしい。オイラは昼前だったから・・・ミニバスの方が早いということが判明。うむむ、エチオピアバス旅、場所によっては、大型バスに乗るよりも、ミニバスに乗っちゃったほうがサクッと目的地に着けることがあるようです。

 まぁ、今日は、大型バスに乗ることにしまして。自転車は、例によって、バスの屋根の上に乗せてもらう。ちなみに、次の目的地であるゴンダールまではダイレクト便のバスはないようで、ガシェナで乗り換え。このバスは、ウォルディア経由でアディスに行ってしまうのだ。ガシェナで大型バスを降り、バスが一緒だったイギリス人カールと一緒に飯を食べる。

 カールは、ピアニストで、エチオピアには音楽教師としてボランティアで来ているとのこと。ジャズを教えているらしい。ちょうど一週間ほどの休暇となったので、ラリベラ~バハルダールと周って、学校のあるメケレに戻る北部周遊旅をしているところだという。「ヒロミは、最高のピアニストだ」と、オイラが日本人であると知って、カールは言ってきた。ヒロミ・・・誰だそれ?おなじくボランティアでピアノを教えている、ヒロミって日本人がいるのかいな?と思ったのだが、そうか、と気づいた。ヒロミって、今や、世界的に有名なピアニスト、上原ひろみさんのことだ。「おお、ヒロミ・ウエハラね」というオイラに、「イエス、イエス」と返すカール。上原ひろみさんは<Spiral>ってアルバムしか聞いてなくて、それほど、熱狂的なファンってワケじゃないのだが、なんだか、うれしい。

 さて、バハルダールへ向かうのに、12時頃来るという大型バスを待つというカール。どうやら、ミニバスは、運転が荒いので嫌いらしい。オイラは早くゴンダールへと向かうべく、ミニバスでもいいので、バス待ちすることに。大型バスは、定時(大きな町を朝6時に出発、途中であるガシェナには昼に通過することになっている)のようなのだが、ミニバスは不定期に走っている模様。ミニバスであれば、道で待っていたら、目的地方面のバスを捕まえることもできる(かもしれない)のだ。

 カールが「イギリスに来ることがあったら、寄って行けよ」と名刺を渡してくれた。う~ん、イギリス・・・行きたいけど、今回の旅じゃ行かないかもな・・・カールにはまた会って、今度はぜひピアノを聞かせてもらいたいところだけど。そんなカールに別れを告げ、道端でファニーバニーを片手にバスを待っていたら、自転車に興味津々のエチオピア人たちが寄ってきた。めんどくさいくらい寄ってきた。「どこへ行くんだ」というので「ゴンダール」と答えると、ちょうど、ゴンダールへ向かうバスがあって、運転手が今飯を食べているとのこと。それは、と、ちょっと離れた場所で食事をしていた運転手さんにお願いしてみると、なんと、公共のミニバスじゃなくて、ツーリストエージェンシーのバンだった。なんでも、ゴンダールにあるオフィスから、ツアー客を乗せてラリベラまで走ったのだが、その客がラリベラから飛行機に乗ってアディスに行ってしまったので、空のバンを走らせてゴンダールに戻るところだという。だったら、サービスで乗せてって、とお願いしてみたのだが、そこは、きちんと250ブル請求されまして。ま、基本的に客の乗っていない快適車に乗っていけるんだからいいかと、ちょっと高いけど、乗せてもらうことに。

 そんな流れで乗せてもらったこの車が快適だった。快適だったから降りれなかった。実は、この道、途中が、またもや絶景でして。しかも、メケレからの道とは違って激しい峠越えが連続する道でもない。ラリベラ近くの未舗装ガタガタ道ってワケでもない。自転車で走ったらメッチャ気持ちよさそうな舗装道路なのだ。しかも、絶景・・・そんな道なので、何度、降りて自転車で走ろうって思ったか分からないような道だったのだが・・・このラッキー車をここで、降りてしまうと、この快適な移動の糸が途切れてしまう・・・なんて考えてしまい・・・

 結局ゴンダールまで乗ってきてしまいました。

 ああ、せっかくハイブリッド旅をしようと思って自転車を持ってきているというのに。自転車なんて乗ってないじゃないか。バスに乗せているだけじゃないのか、それでいいのか?と自問・・・

 と、ここでチャリダーの皆様へ業務連絡。エチオピア北部の真ん中を東西につっきっている道、なぜか200mだけ未舗装道が途中あるのですが、ほぼ全面舗装道路になっていて、非常に走りやすそうな道になっております。しかも、オイラは車から眺めていただけですが、ガシェナからしばらく西へ向かった後の50~150kmほどの区間は、道の両脇が超絶景になっておりまして。もしエチオピア北部を自転車で走られる方がいらしたら、ぜひ。

 さて、到着したゴンダール。ここではシミエン国立公園でトレッキングをしたいと思っていまして。で、感謝ついでに、送ってくれた車の所属するツアーエージェンシーで、シミエントレッキングに連れて行ってくれないかと聞いてみたのですが、ここでは、しばらくツアーは抱えていないので、他をあたって、とつれない返事。じゃぁ、しょうがない、とりあえず、ゴンダールの安宿で降ろしてくださいと、お願いして、タララホテルという宿の前で降ろしてもらう。おお、ここは、現在エチオピアを南下中のアキさん&ミカさんカップルが、ゴンダール情報です、と言って送ってくれたメールに書いてあったお勧め宿だ。ということで、ここに泊まることにしたのですが・・・車を降りた途端に、宿併設のツアーエージェンシーの人が勧誘にやってきた。明日からシミエンに行くツアーがあるという。出た、またもや、決定を急がせる作戦。こういうの、たいてい、着いた早々に、考える暇を与えないで、ぼったくりツアーを提示してくるもんなのですよ。とりあえず、ここは結論を急がず、宿にチェックインした後、ほかのツアー会社も回って情報を集めてみることに。

 で、そうそう、実は今、シミエンツアーよりも、気になっていることがありまして。それは、セネガル行きの飛行機チケット。11日にセネガルに飛ぶことになっている予約チケット、北部旅が思っていた以上に時間がかかるもんで、延長しないとやばい。11日にはアディスに戻れるかもしれないけど、このままだと、南部エチオピア旅が出来なくなってしまう。ということで、まずは、エチオピアン航空のオフィスに行って、2月の末日にダカール行きの便を変更することに。最初は、ここでは変更手続きはできない、アディスに戻らないとダメなんていわれたけど、ネットワークでシステムがつながっているんだから、そんなワケないでしょ、と強い口調で主張してたら、システムのことを分かっているおじさんに代わってくれ、無事手続き完了。ということで、二月一杯は、まだまだエチオピアを満喫できることに。

 そして、その後、ゴンダールの町にあるいろいろなツアー会社を聞いて回ったけど、意外と、すぐにシミエンに出発しそうなグループを抱えているところがない。そして、単独で行くことになると、高い。

 ということで、結局最初に勧誘してきた、宿併設のツアー会社<シミエン・フォックス>でお願いすることに。最初はウザイと思っていたこのツアー会社のお兄ちゃんビケも、よくよく話を聞いてみると、いいやつで。値段交渉にも応じてくれて。最初、3泊4日で300USドルと言ってきたところをなんとか250USドルまで値下げしてもらう。さらに、テント寝袋マットは持参したものを使うから、ということで、230USドルまで下げてもらい。最後に、う~ん、やっぱりどうしようかなぁ、と迷っていたら、220USドルまで下げてくれたので、前金100USドルを支払って行く事に決めた。ああ、明日からか・・・ちょっとゴンダールでゆっくりしてから、山に入りたかったんだけどな・・・

 忙しすぎるよ、エチオピア旅。