Arrived at Durban
ダーバンにやって来たワケ

2011.6.7 / SouthAfrica(Underberg~Durban) 本日 自転車0km走行 : Total 27940km走行
天気:曇時々雨 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→パン 夕飯→ステーキ / 宿→Banana Backpackers(110ランド)

(English)
 Today I arrived at Durban.



 昨日の晩、農場の従業員さんたちを集めての慰労パーティみたいなのが開催され、オイラも参加させていただいちゃいまして。盛り上がる中、農場のエンジニア長のおじさんが、オイラに「明日、焼畑の火追いをするから見ていかないか?」と、素敵なお誘いをしてくれるじゃないですか。うぬぬ・・・見たい・・・オーナーの奥さんも、「火追い、フォトジェニックだわよ」なんて言ってくる。あぁ、バスの予約するんじゃなかった。やっぱり、バス移動は嫌いだぁ・・・時間の融通がきかなすぎる。

 と残念な思いを抱きつつ、パーティ後、テントに入って寝ようとしたら、雨がポツポツふりはじめた。なんてこったい。ま、大雨にはならなさそうだったので、そのまま寝るオイラであった。

 で、朝。相変わらずの曇り空。地面はすっかりぬれちゃっている。どうやら、火追いは延期のようで。うん、延期じゃしょうがないな。もし今日火追いをするのだったら、スッゲェ後悔しそうだったけど、延期って聞いて、諦めがついた。

 荷物をパッキングし終え、バスを待つオイラ。と、向こうから来たのは、日産リビーナ。あれ、バスが来るって聞いていたのに・・・「ええ、これがバスよ」と奥さん。ええ~、4人しかのれないのに、バスって・・・どうやら、ここでは、これをシャトルバスと呼んでいるらしい。いや、どうりで、すぐ満席になるはずですわ。今日も、満席のようでして。宿でオイラを拾った後、アンダーバーグの町で、二人の男の人をピックアップし、ダーバンに向けて出発。

 自転車だとおそらく4日はかかったであろう道なのに・・・車だとあっという間に到着。お目当ての宿の前で下ろしてもらい、しかも、運転手のおじさんに、荷物まで宿内に運んでもらっちゃって・・・いや、車を使えば、南ア旅は、ホント気楽でいいな。

 さてさて、都会嫌いのオイラが、南アで三番目に大きい都会であるダーバンに来たのは、理由がありまして。この先、ザッツ・アフリカゾーンとなるアフリカ旅に、安心して突入するために、3つほどある不安材料を、ここで、解消しておかねばならないのですよ。で、その3つほどある不安材料とは・・・

1.自転車のリアディレイラーがヘタッてチェーンが空回りする時がある

2.パソコンのチャージャーが断線ぎみで、充電できない時が生じている

3.テントのジッパーがバカになり開けっ放し状態になってしまう

 この3つ。ということで、ダーバンで、シマノのパーツを扱っている自転車屋を見つけ、リアディレイラーを交換し、パソコン修理屋を見つけ、チャージャーのコードの断線しつつある箇所を直してもらい、裁縫屋を見つけ、テントのジッパーを交換してもらわなければならないのデス。

 急いではいるんですが、モノの修理に手間取られるようになるのは長期旅行の宿命なんでしょうがない。ダーバン以降は、この3つの不安材料を修理できそうな場所がないかもしんないしな・・・ということで、しばらくダーバンにいることになりそうです。修理屋って意外と、見つけづらいし・・・しかも、なるべく早く仕上げてもらいたいんですが、結構日数がかかるかもしんないんで。

 あ、あと、ダーバンでやりたいことがモウ一つ。この時期って有名なサーディンランの時期なんですよねぇ・・・海流に乗って南アの東海岸に来る大量のイワシを目当てにイルカの大群、サメ、カツオドリ、クジラやオットセイが集まって来て、海が大祭りとなるというサーディンラン。ここ、ダーバンの近くのワイルドコーストあたりがサーディンランの見所らしくて。せっかくこの時期にダーバンに来たんだから、サーディンランの真っ只中に、ダイビングして海の中から見てみたいって、思い始めちゃったオイラ・・・でも、サーディンランって必ず見れるってもんでもないらしいし。下手すりゃ1ヶ月待たなきゃいけなくなるかもしんないらしい。う~む・・・悩みどころだ・・・