Quebrada de Humahuaca
雨の中ウマワカ渓谷を疾走

2009.12.3 / Argentina (Purmamarca~San Salvador de Jujuy) 本日自転車67km走行 : Total 16390km走行
天気:雨 自転車折りたたみ:1 ネット:1
朝飯→パン 昼飯→カルネアサド 夕飯→ナポリターナ / 宿→Hostal casa de Barro(40ペソ:朝食つき)☆☆☆

(English)
 I run in the rain.



(Español)
 Era lluvioso hoy.
 昨日、山下りをした時に、キレイな夕焼け空ながらも、遠くに見える入道雲が気になっていたのですが・・・ヤハリ、今日は天気が崩れてしまいました。朝起きて、さぁ出発だと外へ出てみると、見事に雨。まぁ小雨だったし、外はなんとなく明るい感じではあったので、雨の中ではあったものの、フフイに向けて出発することにしたのでした。

 が、走り出すと、次第に雨が強くなってきた。しかも、濃霧で包まれてきて、前がまったく見えなくなってくるし。2,500mの高さにあったプルママルカから1,200m程度の場所にあるフフイまでは基本的に下り坂。スピードが出る中、雨&濃霧で危険・・・交通量が少なくてよかったよ、ホント。

 それにしても、せっかくウマワカ渓谷をゆっくり見ながらの谷走りを楽しみにしていたのに・・・こうも天気が悪いと、残念。濃霧で風景が隠れちゃっているというのもあるんですが、それ以前に、雨の中必死に自転車をこぐことになっちゃうので、風景を楽しんでいる余裕がないのザンス。

 それでも時たま見える様々な色合いの岩肌を楽しみながら、疾走。坂を下りながら、だんだん高度を下げていくと、岩色だった山々が次第に、緑色を帯びてきた。そして、いつの間にやら、周囲は緑で包まれた避暑地的な風景に。途中、ポツリポツリと見える家々。避暑地の宿って感じなのか、<ホスペダヘ>や<カバーニャ>の表示が目立つ。

 雨は小降りになったり、本格的に降ったり。いやはや、やっぱり雨中走行は嫌なものです。やっぱり出発は明日に延ばせばよかったかなぁなんて途中で後悔しながら走る。

 そして、ようやくサンサルバドール・デ・フフイの街に到着。久々に街って感じの場所に来たかも。ボリビアのオルーロを出た後、訪れた町々はどこも小さな町ばかりだったからね。とりあえず街に入ったものの、今どの辺を走っているのか・・・地図に書いてある通りに出るまでしばらくかかってしまい、自分の位置未確認のまま街を彷徨う。やっと地図に表示のある通りに出て、ロンプラに載っていた宿へ。到着して、値段を聞いてみると・・・ちょい高い。が、雨でずぶ濡れのオイラは、とにかく早く宿にチェックインして、暖かいシャワー&着替えをしたいと思っていたので、まぁどうせ一日だけだから、とココに泊まることにした。対応してくれたオネェちゃんはいい感じだったし、部屋もよかったし、オマケに明日の朝、朝食つきっていうしね。

 早速暖かいシャワーを浴び、着替えて、濡れた荷物を拭き、泥をかぶっている自転車を掃除し、ひと段落。朝からパンしか食べていないので、腹が減っているオイラは、街へ。それにしても、チリ、アルゼンチンに入ってから、食べ物で迷うようになった。中南米でそこら辺にあった安食堂がなかなか見つからない。食堂らしき場所を見つけても、なんか、カフェで、バーガーとかピザしかないし・・・ここでもしばらくウロウロして、ようやく安食堂らしきお店を発見。まぁアルゼンチンといえば、肉でしょ、とアサドをオーダーしたのでした。出てきたお皿にはドンっと分厚い骨付き肉が乗ってまして。いやぁ旨そう。スープはつかないのかな、なんて思いながら、肉をほおばる。そして、肉を食べ終え、勘定を支払おうと思って席を立った途端、スープとデザートが運ばれてきた。おぉ、この値段でスープとデザートまでついちゃうのね。そして、スープはメインディッシュの後に出てくるとは・・・これって、アルゼンチン流なんですか?それとも、このお店オリジナル?