Derrumbe de nuevo
また道がない

2009.03.13 / Guatemala(Caban~Fray手前20km) 本日67km走行: Total 7320km

(English)
  The road was falled down again. Today there was a road. I could walk through by shouldering bicicle.



(Español)
  Yo no pude llegar ciudad por carretera de montana y derrumbe. Entonces pido lugar para dormir a persona de casa sobre caretera.
 そろそろ山の高度も下がってきて、下りが多くなってきた。緩やかな下り坂が続き、かなり気持ちよい。今まで、憎し、と思っていた背景に見える山々の風景もなんだかおいらの旅を祝福してくれているような、そんな気分。いやぁ、自転車旅行での気分は、道の状況に応じてコロコロ変わるもんです。

 さて、喜んでいたのもつかの間、Cobanから30kmくらい来た所で、アスファルト道路が終了。未舗装の砂利道道路へ突入しました。この砂利道道路、まぁ一山くらいだろうとタカをくくっていたのが大間違い・・・この先ずっと続くことになるのです。ここからの道、砂利道というか、岩がゴロゴロしている岩場道と言ったほうが正しいかも。一山上りきって、さぁ下りだと思っても、とても自転車に乗って降りれるような道じゃないんです。乗って降りたら確実に岩にタイヤを取られ、転ぶでしょう。というわけで、全然スピードが出せず。今日の目標地点までは辿り着けないことが確実に。

 さて、途中、何台もの車に追い抜かれていったのですが、それらの車がなぜか、列を作って停車している。むむ、これはひょっとして事故か?と思ったら、どうやらまたがけ崩れらしい。列の先頭に行って、見ると、「自転車はOKだよ」と。この自転車はOKという言葉、この間の件があったので、本当?と思ったのですが、今回は、回り道はなく、ただ待っているだけになるので、それならば、少しでも進んでおこうと、前に進む。行く手には次第に、工事車両が増えてきた。どうやら道路工事をしているらしい。ダイナマイトでの爆破音も聞こえる。がけ崩れって、ダイナマイトの配分を間違えて、人為的に起こしちゃったんじゃないの?と思いつつ、進むと、岩で道が完全にふさがれている地点に到達。今回のは、前回のほど派手ではなく、岩が道をふさいじゃっている程度のがけ崩れ。岩を乗り越えれば、人は歩いて通れる。しょうがないので、自転車の荷物を一旦解き、5往復くらいして、荷物&自転車を向こう側へ運ぶ。と、おいらが運んだ直後に、ショベルカーが来て、道をふさいでいた岩の除去作業に。うーん、もうちょっと早くやってよぉ。

 そんなこんなで、日も暮れてきた。宿がありそうな町、村には辿り着かなさそうだったので、途中見つけた家の人に声をかけ、庭の物置にテントを張らせてもらうことに。グアテマラでの初テント。快諾してもらえまして、早速、テント張り作業。テントを張っていると近所の子供達が寄ってきて、珍しそうに見ている。テントに荷物を詰め込み、最後に自転車を畳んでしまうと、子供達から「お~」という歓声が・・・

 20:00くらいにテントの中で横になっていたら、いつの間にか寝ていた。今日は後半ホント疲れました。あぁ、明日もこの山道が続くと思うと、憂鬱・・・